もやしのゲームレビューブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

『Assassin's Creed Odyssey』レビュー。快適な「ゲーム」であることを追求した秀作。

『Assassin's Creed Odyssey (アサシンクリード オデッセイ)』(は、古代ギリシアに生まれた傭兵アレクシオス/カサンドラが、生き別れとなった家族を救うため、コスモスの門徒と呼ばれる闇の勢力と戦う、アクションRPGだ。徹底してゲームであることを追求し…

『Child of Light』レビュー。美しさを結集した流麗な芸術品。

『Child of Light』は、異世界レムリアに迷い込んでしまった少女オーロラが、レムリアの蛍イグニキュラスと共に、元いた世界に帰るための旅をする、2DアドベンチャーRPGだ。本作は、美しさを結集した流麗な芸術品である。

『A Plague Tale: Innocence』レビュー。最高の題材を活かしきれなかった意欲作。

『A Plague Tale: Innocence』(以下、『本作』)は、姉のアミシアと弟のユーゴの2人が、疫病に覆われた中世ヨーロッパで、異端審問官やネズミの群れからの逃避行を行う、ステルスアドベンチャーゲームだ。本作は、最高の題材を活かしきれなかった意欲作であ…

『Detroit: Become Human』レビュー。アンドロイドと人の命は等価か否か。

『Detroit: Become Human』は、自我を持ち始めたアンドロイドが自らの大切なものを守ろうと葛藤するアドベンチャーゲームだ。答えのない問いに対して、揺れる感情や悩んだ末に選ぶ選択こそが、本作の最も魅力的な点だ。